京都発の和菓子、水無月は6月30日に食べる風習を持つ行事菓子です。関西では馴染みある和菓子ですが、それ以外の地域ではそもそも売ってない!なんてことも。水無月ってどんな和菓子?水無月が買えるなごみの米屋ってどんなお店?この記事ではなごみの米屋の水無月の食レポをご紹介します。
そういえば、スタバの地元フラペチーノに「なごみ」って名前が入っているよね?ここのお店にもみたらし団子があるけど、ここと関係あるのかな?(これは謎のまま解決しません)
なごみの米屋は千葉の成田に本店を持つ千葉銘菓の有名店

なごみの米屋 總本店の詳細
住所:千葉県成田市上町500 ※成田山表参道に面しています。
電話番号:0476-22-1661
営業時間:8:00〜18:00
(元日は午前0時〜20時、1/2は7:00〜19:00、1/3は7:00〜18:00)
※状況により、元日及び1/2は閉店時間が早まる場合あり
定休日:なし
駐車場:あり(店舗裏側で無料)
<なごみの米屋の公式サイトはこちら>
千葉土産で人気のぴーなっつ最中シリーズにはパイと饅頭もある
なごみの米屋のぴーなっつ最中は、ピーナッツの形を模した最中は千葉銘菓として人気のお菓子です。白いんげんと小豆の餡にピーナッツペーストと落花生の甘露煮が詰まっています。落花生の甘露煮はとても柔らかくて珍しいのでお土産で渡すと喜ばれる逸品です。
ぴーなっつ最中の他に、ピーナッツの形を模したシリーズとしてぴーなっつパイやぴーなっつ饅頭があります。サクサクな生地ではなくふんわりとしたパイ生地とピーナッツの餡がとても相性が良く、コーヒーや紅茶のお供にもおすすめです。
そもそも水無月ってどんな和菓子?

京都発祥の「水無月」は6月30日に食べる風習があるういろう菓子
水無月は京都の和菓子屋が発祥のういろう菓子です。平安時代の氷室の節句の日、旧暦6月1日に氷室から氷を取り出して暑気払いをする風習があり、白いういろうは氷室から出た氷を形どったものという説があります。
ういろうにのせた小豆の赤い色には厄除けの意味を込められているといわれており、現在では6月30日に食べる行事菓子として広まっています。主に関西地方では定着している食文化なので、他の地域では馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
なごみの米屋の水無月はもちもちのういろうに形を保った柔らかな小豆
なごみの米屋では6月26日から6月30日の5日間だけ期間限定で水無月が店頭販売されます。こちらは予約も可能で、確実に手に入れたい方は予約した方がいいですが、店頭にも多めに並んでいるので試しに食べてみたいという方はこの時期を忘れずにお店へ行ってみましょう。
こちらのお店の水無月は笹の香りが口に運ぶときにも付いてきて、もちもちした弾力が強めのういろうに形が保たれているにもかかわらず、とても柔らかい小豆が全体的なバランスを壊すことがなく美味しく作られています。白ももちろん美味しいですが、抹茶は香りとほろ苦い味が良くとても上品です。
なごみの米屋は羊羹も有名!美味しい千葉土産が手に入るお店

なごみの米屋といえば、地元の方々に愛されているのはぴーなっつ最中よりも羊羹や塩豆大福ではないでしょうか。特に羊羹は最高級な材料を用い、「不動の大井戸の水」で仕込まれた高級な羊羹から手軽に食べることができるカップの水ようかん、栗がたっぷりと入った栗むし羊羹など、たくさんのラインナップがあります。塩豆大福はほんのり効いた塩味がとても美味しいお茶請けで人気です。旅行などのお土産だけではなく普段使いとしても楽しめるなごみの米屋に寄ってみてはいかがでしょうか。
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