子供向けの職業体験ができるテーマパークで有名なのは「キッザニア」ですが、千葉にはキッザニアより規模が小さめの仕事体験テーマパ―ク「カンドゥー」があります。キッザニアより規模が小さいとかしょぼいとかの噂も多いカンドゥーはどんなところ?子供は楽しめる?キッザニアとどう違うの?と行く決め手にかけている親御さんやおじいちゃん&おばあちゃんも多いのではないでしょうか。カンドゥーは職業体験の数や規模がキッザニアより小さいので室内移動が少なく、さらにはテーブル席が確保された大人に優しいテーマパークです。
規模は小さいけど、入っている企業はキッザニアと引けを取らない有名な会社ばかりだよ
子供の職業体験ができる「カンドゥー」ってどんなところ?

カンドゥーは千葉・幕張新都心のイオンモール「ファミリーモール」3階にある
カンドゥーは千葉市の幕張新都心にあるイオンモール内にあります。幕張新都心のイオンモールは4つのモール棟で構成されていますが、カンドゥーがあるのは、コストコの西側にある黄色ラインが目印の「ファミリーモール」3階です。
レストランのみの利用も可能なので、大人だけで雰囲気を見に行きたい場合にも入場は可能ですが、レストラン利用での入場の場合はアクティビティの利用はできません。
住所:千葉県千葉市美浜区豊砂1-1他
代表電話:043-351-7500

1日2部制でハイシーズンとローシーズン設定がある
カンドゥーは1日のうちを2部制で運営しています。
第1部:10:00~14:30
第2部:15:30~20:00
更に、ハイシーズンとローシーズンでは入場料金が変わってくるので注意が必要です。
ハイシーズン:土日祝日、春休み、夏休み、冬休み、およびカンドゥーが定める日
ローシーズン:ハイシーズン以外の日
チケットの事前購入により、入場順が決まります。スケジュールやチケット購入は公式サイトで確認しましょう。
また、乳児 (0歳~2歳) の入場は、無料ですが、アクティビティの利用はできないのでご注意ください。
<カンドゥー公式サイトはこちら>
チケットの入手方法は複数!オススメはJALのマイレージ交換
カンドゥーはチケットを入手する方法が複数あります。
- 公式サイトから予約
- じゃらんnetから予約
- チケットぴあから予約
上記のチケット購入以外に、JAF会員割引やニッポンレンタカープレミアム会員特典などありますが、一番オススメなのは「JAL」のマイレージ交換です。2000マイレージで子供1名と大人1名のペア入場券と交換ができます。
JALマイレージ交換でカンドゥーを利用する方法

マイルは交換申請してしまうとキャンセルができないので、約1週間以上先の予定でカンドゥーへ行きたい日に空きがあるかを公式サイトで確認してから申し込みましょう。また、利用は以下の条件となります。
<ハイシーズン>土日祝日、春休み・夏休み・冬休み、およびカンドゥーの定める日
・第1部:利用できません
・第2部:利用可能
<ローシーズン>ハイシーズン以外の日
・第1部、第2部共に利用可能
また、入場はスポンサー枠(S)なので、チケット購入者の後になります。そのため、アクティビティの予約や開始に影響が出る場合があるので理解しておきましょう。シリアルナンバーの利用は会員本人、会員の配偶者、会員の二親等以内の親族、義兄弟姉妹の配偶者のみです。オークションやフリマサイトなどで入手したものは利用できません。
また、入場特典の500円券などはもらえません。
- JALマイレージのサイトでミニマイル交換の申請を行う
- JALマイレージからシリアルナンバーが付いたメールが届く
- メール内容に従い、カンドゥーへ電話予約を行う(9時~18時の間)
- (当日)電話で伝えられた受付番号を呼ばれたら受付カウンターへ
- 受付で必ずメール本文の掲示が必要。(改ざんされたものは不可)
当日券販売時は小学5年~中学3年生の子供のみで入場可能に!
当日券が販売されている日限定で子供のみの入場が可能になりました。しかし、受付時に保護者の連絡先や食品などのアレルギー確認があるためエントランスには保護者同伴が必要です。
【平日は6時間無料!】車で行くときはファミリーモールの駐車場を利用しよう!

幕張新都心イオンモールは複数のモール棟で構成されています。2021年8月現在、千葉県内に「緊急事態宣言」が発令されていることに伴い、イオンモールも営業時間が20時までとなっています。
カンドゥーの2部の終了時間は20時ですが、20時前に閉めてしまうエリアがあるため、他の棟に駐車していると車までの移動が困難になる恐れがあるので、2部利用の場合は必ずファミリーモールの駐車場を利用しましょう。
1部利用者も9時半から受付開始となるため、10時前に店舗に入る場合は駐車場からの店舗入り口がファミリーモールの駐車場3階の西口からしか入ることができないので注意が必要です。
現在、交通機関を利用して行くには少し不便な場所にありますが、2023年春にはJR京葉線の「幕張新都心駅」が開通予定なので楽になりますね。
お仕事開始時間の約30分前から予約番号順に受付が開始!

チケット購入は入場希望日の2カ月前からできます。その際、受付番号が発行されますので忘れないようにしましょう。
入場日当日、チケットの受付番号順にアルファベットAから呼び出しが開始されます。受付番号を呼ばれたら入り口のスタッフへ声をかけて名前を確認後、手荷物チェックや検温、消毒をして奥にある受付カウンターへと並びます。
受付カウンターで支払や説明を済ますと、いよいよ搭乗口からカンドゥー内へ移動です。カードのQRコードを一人づつ読み取り機にかざして入場しましょう。

受付の後は列に並んで開場まで待機して待とう!

搭乗口風の入場カウンターを入った場所で開場するまで待機し、1回目のアクティビティ開始10分ほど前にはスタッフが登場。カウントダウンと掛け声と共に入場となります。
この時までにどのアクティビティを確実に行いたいかを決めておきましょう。入場したら絶対に走らずに目的の予約機を目指します。
【カンドゥー2021・8月最新情報】テーブルは指定制ではなくなり、食事のテーブルサーブも廃止

以前は入場時に座席指定がされたカードをもらっていましたが、今は指定されず好きな席を利用できます。
また、テーブルサーブだった食事は中央のカウンターで注文し、料理が出来上がったら受け取りにいくセルフ制に変更されています。

お代わり自由のドリンクバーには炭酸飲料やなっちゃん等の他、コーヒーやココアなども用意されているので、子供が予約に回っている間にドリンクバーを購入してコップを受け取っておくのもおすすめです。
エリア別の予約受付機でアクティビティを予約しよう!人気のお仕事は食べ物系

予約受付の機械は各エリアに置いてあります。予約できるアクティビティが機械によって違うので、体験したいアクティビティが予約できる機械の場所を把握しておきましょう。
特に人気が高い食べ物系のアクティビティは「メロン」の受付機で予約ができます。あっという間に最終時間まで予約が入ってしまうので必ず体験したい場合は一番最初に狙っていきましょう。
30分間隔で予約できるが子供用のカードしか使えないので注意!
アクティビティは30分間隔での交代制となっていますが、現在コロナ禍の影響もあり1日に稼働する間隔が減っていたり、一度に体験できる人数が少なくなっていたりしています。
以前は枠が空いていれば大人も一緒に体験できましたが、現在は子供のみの体験となっていますので、予約時のカードは子供のものしか使えません。
予約を入れた後に「次の予約が可能になる時間」がレシートに書かれているので、子供がアクティビティを体験している間に予約を埋めていくのが保護者の仕事になることも。
2021年8月6日にリニューアルオープンするクラシエの「ねるねるねるね」

以前は魔法使いの恰好をして作っていた「ねるねるねるね」ですが、ポップな研究者風な衣装に変更になりました。
知育菓子は子供が大好きなので、特に人気のアクティビティです。体験したい人は1番最初に予約に向かいましょう!
コールドストーンと銀だこは早めに予約を押さえておこう!

「ねるねるねるね」と並んで人気なのがコールドストーンのアイス作りと銀だこのたこ焼き作りです。開場するやいなや、多くの人がメロンの予約機械に向かっていきます。
人数制限と体験時間の削減によって、入場直ぐに予約機へ向かってもその日の分の予約受付が終了しているなんてことも。
絶対に押さえたいアクティビティ!という方は対処法として「公式ウェブ予約で2カ月前に予約を入れる」と入場受付番号が最初の方になるので、体験できる可能性がぐっと高まります。

作った食べ物は持ち帰り不可!必ず時間内に席で食べよう
カンドゥー内で作ったアイスやたこ焼きは食品衛生上、持ち帰ることができません。なので、必ず営業時間内にカンドゥー内で食べてしまいましょう。
アイスは溶けてしまうので、できればコールドストーンの体験後は1枠休憩を入れるなどの工夫が必要です。

たこ焼きは冷めても十分美味しく食べることができます。子供たちは食事をする間を惜しんでアクティビティを次々とこなそうとするので、銀だこはお仕事体験を楽しむだけではなく軽食としても利用できておすすめです。

なお、銀だこは熱を使うことや軍手の付け外し、法被の脱着など手間がかかることが多いので、保護者の付き添いが1人必要です。
カッチンを貯めて買い物をしよう!

お仕事でもらえる「カッチン」は日本円で1カッチン0.0018円くらい
カッチンで買い物ができるショップを覗いてみると1日くらいの稼ぎでは到底何も買えないなと残念に思う子供も多いのではないでしょうか。
クラシエの「おすし作り」のお菓子が15万カッチンで売っていました。なので、およそ日本円にして1カッチン0.0018円ほどになります。
訪れた日は平日の2部でガラガラだったので、全部で8つのアクティビティを行い13万カッチン強を稼ぎましたが、「おすし作り」のお菓子には届きませんでした。
カッチンの他に認定証などのお土産がもらえるお仕事もある

アクティビティを体験すると認定書やライセンス、スタンプカード、ペーパークラフトなどがもらえることがあります。
また、ロボットエンジニアやモノレール運転手など、体験回数に応じてスタンプやプレゼントを用意しているところもあります。
特に顔写真付きのライセンスカードなど、カンドゥーの思い出にもなるのでいいですね。
カンドゥー内のイオン銀行に預金したいときは先に銀行のお仕事をする必要がある
なかなか欲しいものまでカッチンが貯まらないので、子供は「また来たい!」とねだりながら帰っていく姿を見るのがカンドゥーやキッザニアです。
キッザニアでは、銀行を利用する際に預ける側と預かる側の2パターンで利用が可能ですが、カンドゥーでは預金をしたい場合は先に銀行のお仕事をして通帳を作る必要があります。
銀行のお仕事は早めに終わってしまうので、中間で1度は体験しておくといいのではないでしょうか。
平日が狙い目!カンドゥーはキッザニアより子供も大人もゆっくりと楽しめる

キッザニアとの大きな違いの一つのステージ利用。ステージではダンスの発表の他に「弁護士事務所」のアクティビティで裁判が行われます。イラスト画像で再現された法廷がステージ上のスクリーンに表示され、弁護士役の子供はステージ上でマイクを持って答弁します。
入場人数に制限があるとはいえ、夏休みの平日に驚くほど利用者がいなかったカンドゥーはスペースもゆっくりとれて、希望するアクティビティもほぼ全て体験できました。
テーブル席が自由に使えるので、大人もキッザニアほどずっとついて回ったり座る場所を探したりする必要もなくゆっくりと過ごすことができます。
暑い日も雨の日も関係なく楽しめるカンドゥーへ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
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