すごい能力を発揮すると噂になっているChatGPT。果たしてこれで記事が書けるのか?これで書けるのなら楽々でライター作業やれるんじゃないか?!と思う人もいるのではないでしょうか。そんな疑問を確かめるために、私のブログのほとんどを占めるお店紹介記事を試してみました。結論としては、後々の修正作業や確認作業の多さを考えると楽々!ではないものに・・・。
なお、この記事内でChatGPTが作り出した紹介文章は導入文とまとめ以外は多くの間違いがありますので、情報の扱いにはお気を付けください。
コピペチェックはどの文章も「無」で優秀でも情報の信ぴょう性は厳しい!!
ChatGPTは会話形式で文章を作成してくれると話題のOpenAIです。

噂のchatGPTってなに?って尋ねたら、下の答えが返ってきたよ。
『ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模な自然言語処理のための言語モデルの1つです。ChatGPTは、トレーニングに使用された大量のテキストデータを元に、自然言語での質問や応答を理解し、回答を生成することができます。ChatGPTは、様々な分野で活用されており、自然言語処理技術の進化を象徴する存在の1つとして知られています。』
導入文はそのまま使っても問題がないレベル

こんにちは!噂のChatGPTです。今回は、東京で人気のパン屋を5つ紹介します。東京には数多くのパン屋があり、それぞれが独自の味や特徴を持っています。この記事では、日本でも有名なパン屋や、外国からの人気パン屋、そして注目の新店舗など、様々なパン屋を紹介します。パン屋巡りを楽しんでいる方、東京に来たら絶対に行きたいという方、ぜひ参考にしてみてください!
(左画像の文字起こし。)
記事タイトルを質問として入力

東京で人気のパン屋を5つ挙げます。
- ドミニクアンセルベーカリー(Dominique Ansel Bakery)
- レヴァン(Levain)
- ヴィアンティ(VIRON)
- パンとエスプレッソと(Pan to Espresso to)
- タイニーバカリー(Tiny Bakery)
以上が、東京で人気のパン屋の一部です。
(左画像の文字起こし。)
ん?閉店したパン屋の名前があるなぁ。あとは読み方がおかしかったり、聞いたことないようなパン屋だったり。これは質問の仕方を間違えたようです。ということで質問を最新情報を教えてもらえるよう変更しました。
記事タイトルに2023年1月を追加して再度質問

2023年1月時点で、東京で人気のパン屋を5つ紹介します。
- レヴァン(Levain) – パリのパン屋が手がける日本店舗。絶妙なバランスのクロワッサンやバケットが人気。
- ドミニクアンセルベーカリー(Dominique Ansel Bakery) – アメリカ出身のシェフによる店舗で、クロワッサンやカヌレ、カラフルなスイーツなどが人気。
- ヴィアンティ(VIRON) – フランス産小麦粉を使用したパンが特徴的な老舗ベーカリー。食パンやバケット、クロワッサンなどが人気。
- パンとエスプレッソと(Pan to Espresso to)- 代官山にあるパン屋で、手作りのパンとエスプレッソが楽しめる。店内で見学ができるスペースもある。
- ショコラティエ エリカ・オオノ(Chocolatier Erica Ono) – フランスの伝統的なパンをベースに、自分なりのアレンジを加えたパンが人気のショコラティエ。チョコレートスイーツも充実している。
(左画像の文字起こし。)
読み方は仕方ないとしても、閉業しているドミニクアンセルベーカリーが再度紹介されてしまいました。更に、レヴァン(Levain)はルヴァンのことを指していると思われますが、このパン屋さんはパリのパン屋が手掛けているものではありません。そして、ショコラティエ エリカ・オオノってパンを売ってるんですか?ご存知の方、教えてください。この5つのパン屋が実際にあるのか、その商品が売られているのか……そこをまず精査する方に時間を割くことになりました。
店舗の紹介文章を書かせてみる

ヴィアンティは、フランスのパン屋が手がける、日本でも人気の高いパン屋です。日本における初の海外進出店舗として、日本でも長年愛されてきました。店内は、明るく広々としていて、ゆったりと過ごせる空間があります。
店内で焼きたてのパンを食べることができ、中でもバゲットは特に人気が高く、焼きたてをその場で味わうことができます。また、パンの種類は豊富で、フランスパンをはじめ、クロワッサンやデニッシュ、菓子パンなど多彩なラインナップが揃っています。また、食パンも種類が豊富で、食事に合わせて選べるのも魅力の一つです。
ヴィアンティでは、国内外で育った麦や、オーガニックの素材を使ったパンを提供しています。そのため、美味しさだけでなく、健康にも配慮したパンが人気となっています。また、店内で提供されるランチセットも充実しており、パンとスープ、サラダ、ドリンクがついたセットがリーズナブルな価格で楽しめます。
ヴィアンティは、地元の人からも観光客からも愛されるパン屋で、日本でフランスパンを食べたいという人にはおすすめのお店です。
(左画像の文字起こし。)
現存するヴィロン(ChatGPTではヴィアンティと訳されたもの)の紹介記事は、ツッコミどころ満載のものが仕上がりました。
・ヴィロンはフランスのパン屋が手掛けるパン屋でも海外進出店舗でもない。製粉会社であるVIRONと契約提携してレトロドールという粉を使ったフランスパンを作っているパン屋です。
・店舗は1、2階でパン屋(ブーランジェリー・パティスリー)とレストラン(ブラッスリー・ヴィロン)に分かれています。リーズナブルかどうかは利用者の感覚ですが、決してお安いお店ではありません。
このように、たった300文字の紹介記事でも情報の精査と修正が多く必要になってきます。ただ、私はヴィロンとの間違いだと思いましたが、ヴィアンティというパン屋さんがあるのかもしれません。検索にはヒットしませんでしたが・・・。

情報としてそのまま使えるかどうかは元ネタによる
今回の記事のように東京、人気、パン屋としての情報がネット上にたくさんあるものの情報を集めて文章を作るので、閉店してようが内容が違おうが(ネット上にはヴィロンを間違ったように紹介している記事があって、それを引っ張ってきているのかもしれません)、ChatGPTが「東京で人気のパン屋5つだよ!」と出してきた答えに違いはないのでしょう。
ですが、残念ながら今回はそのまま使えるものではありませんでした。情報の新しさと正しさを見極めていく必要がありますが、記事を書く上で利用できそうな部分もありそうです。次は短編小説にでも挑戦してみたいと思います。
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